ブランドについて
● ブランドストーリー
chunky pinkyは、「こんなのがあったらいいのに。」という一つの言葉から始まったアクセサリーブランドです。
きっかけは、祖母の「目が悪くてネックレスが着けられない」という一言でした。
その言葉を聞いたとき、「年齢を重ねると、おしゃれを諦めなければならないのだろうか」と疑問を抱きました。
便利なものが次々と生まれる時代なのに、毎日身に着けるアクセサリーには、長年変わらない不便が残っていました。
もし、その不便を少しでも減らすことができたら、アクセサリーをもっと自由に楽しめる人が増えるのではないか。
その想いから、ものづくりが始まりました。
chunky pinkyは、アクセサリーを販売することが目的のブランドではありません。
「こんなのがあったらいいのに。」という声に耳を傾け、「仕方ない」と思われてきた不便を見直し、一つずつ形にしていくブランドです。
年齢やライフスタイルを理由に、おしゃれを諦める人を少しでも減らしたい。
その想いを原点に、これからも新しい価値を生み出していきます。
● なぜ留め具を再設計したのか
chunky pinkyが見直したのは、ネックレスのデザインではなく、留め具です。
一般的なネックレスには、小さな引き輪やカニカンなどの留め具が使われています。
長年親しまれてきた構造ですが、
・首の後ろで留めにくい
・ロングネイルでは操作しづらい
・細かな動作が苦手な方には負担になる
・忙しい朝は着けること自体が面倒になる
といった悩みも少なくありません。
それでも、「ネックレスだから仕方ない」と受け入れられてきました。
chunky pinkyは、その"当たり前"を見直したいと考えました。
採用したトグル構造は、小さな金具をつまむのではなく、「通す」という動作で着脱できる構造です。
また、留め具を隠すのではなく、デザインの一部として見せることで、機能性とデザイン性の両立を目指しました。
私が再設計したかったのは、留め具そのものでした。
● ネックレス嫌いだった私がブランドを作った理由
私はアクセサリーブランドを運営していますが、もともとネックレスを着けることが好きではありませんでした。
理由は、デザインではありません。
「着ける」という行為が苦手だったのです。
小さな留め具を首の後ろで操作する。
髪が絡まる。
急いでいる朝は、「今日はいいや」と諦めてしまう。
ネックレスは好きなのに、着けるまでの時間が好きではありませんでした。
周りにも同じような悩みを持つ人はたくさんいました。
「ネイルをしているから着けにくい。」
「細かい作業が苦手。」
「年齢とともに留められなくなった。」
それでも、多くの人が「そういうものだから」と受け入れていました。
私は、その"そういうもの"を変えたいと思いました。
アクセサリーは、身に着ける瞬間から心が少し前向きになるものだと思っています。
だからこそ、その最初の一歩である「着ける」という体験も心地よいものであってほしい。
chunky pinkyは、「ネックレスが好きだった人」が作ったブランドではなく、「着けることへの不便を変えたかった人」が作ったブランドです。
私たちは、デザインだけでなく、着ける体験まで含めてアクセサリーを設計しています。
● 開発ストーリー
chunky pinkyのものづくりは、完成したデザインを形にすることではありません。
「もっと良くできるのではないか」を繰り返すことから始まります。
開発では、3Dデータによる試作や工場との打ち合わせを重ねながら、形状やサイズ、バランスを何度も見直してきました。
わずかな違いでも、着け心地や見え方は大きく変わります。
だからこそ、一つひとつ確認し、改善を積み重ねながら現在の形へとたどり着きました。
しかし、私たちは今の製品を完成形だとは考えていません。
お客様からいただくご意見は、私たちにとって新しい発見です。
「もっと外れにくくできないか。」
「もっと使いやすくできないか。」
そうした声をいただくたびに、改善できる可能性があることを実感します。
だからchunky pinkyは、一度販売して終わるブランドではありません。
現時点で最善だと考えるものをお届けしながら、お客様の声と向き合い、必要であれば設計を見直し、より良いものへと進化させ続けます。
「こんなのがあったらいいのに。」という声がある限り、私たちのものづくりにも終わりはありません。
これからも、一つひとつの不便に向き合いながら、より使いやすく、より心地よいアクセサリーを目指して改善を続けていきます。